こんにちは。ホーチミンは雨季の真っただ中。晴れていたかと思うと、真黒な雲がたちこめて時折激しい雨が降る毎日です。
今回は日本ではお目にかかることがない珍しい植物をご紹介します。
私達ロンフックの建設現場の周辺には、Dua nuoc(Dua=ヤシ Nuoc=水の意味)と呼ばれる植物が茂っています。
日本名はニッパヤシ、ヤシ科の植物で熱帯から亜熱帯の干潟などに生えているマングローブ植物だそうです。
初めて見たときは、あれは何⁈と振り返ってしまいました。すいかよりももっと大きく先端はとがっていて、私達のイメージするヤシの実とは形が全く違います。
ナタで一つ一つばらばらにして小さな実をはがし、それを半分に切ってみると断面は透明でつるりとしています。
この実をジュースなどに入れてデザートのようにしていただきます。昔流行ったナタデココのイメージに近いでしょうか。
この時期ホーチミンの道端や高架下で、Dua nuocの実を載せた屋台をよくみかけます。
通りかかった人達がバイクをとめてつるしてある小袋を買い求め、つるっとした喉ごしで暑さをしのいでいるようです。
ロンフックの周辺はこのような植物を発見できるほどまだのどかな風景がありますが、大きな道路やレジデンスなど開発が進み、これから発展が見込まれる地域です。
雨上がりには、Dua nuocの茂みの後ろにきれいな虹がかかりました!!
Comments