ベトナムの中秋節は子供のテトと言います。今年の中秋は10月1日でした(旧暦8月15日)。中秋には、子供が蝋燭を灯している提灯を持って遊んだり、ライオンダンスを見たり、お菓子を食べたりします。提灯がベトナムの中秋の象徴と言えます。
中秋の頃、ホーチミン市では5区にある中国人街では提灯町が作られ、提灯販売店には色んな伝統的な提灯が展示されています。
夜には、若者が写真を撮りに来ておりすごく混んでいました。今年はコロナウィルスの為に提灯町に人があまり来ないと思っていましたが、予想以上の大混雑でした。もしかすると、このコロナで暗い年で綺麗で明るい物を見たいのかなぁ、と思いました。
昔は提灯の展示は販売目的でしたが、最近では、宣伝のために展示しているので買わなくても、観光者のみなさんが自由に写真を撮ることができます。
ほとんどが手作りの提灯で、左はビール缶から作った提灯、右は紙提灯です。
手の平より小さな提灯は小さすぎて、ろうそくを灯せないのでLEDで灯すタイプなど、様々なタイプの提灯があります。
このチビ提灯の値段は約130円です。
日本では、なかなか体験できない貴重な中秋のイベントです。機会があれば、是非この時期に観光してみてはどうでしょうか。
Comments